脂肪酸4分画〜オメガ3サプリが必要か不要か?

2020年10月16日

脂肪酸4分画の検査を行っています。(要採血、保険適応外で3670円)

オメガ3サプリが必要かどうかの目安になります。

必須脂肪酸は、植物油に含まれるリノール酸や畜産系の動物、卵、乳製品に含まれるアラキドン酸(AA)を代表とするn-6系と、アマニ油やエゴマ油に含まれるα-リノレン酸や多脂魚に含まれるEPAとDHAを代表とするn-3系に大別できます。

魚脂中に含まれるn-3系のEPAやDHA は抗血栓、抗動脈硬化作用のあることが明らかにされています。

EPAは炎症抑制性のメディエーターを産生して炎症を抑制します。一方、アラキドン酸(AA)は炎症促進性のメディエーターを産生して炎症を促進します。そのため、この両者の量的バランスを示すEPA/AA比は動脈硬化などの慢性炎症性疾患の指標として注目されています。

子供の脳の成長にはDHAが重要であると言われています。

アトピー、喘息、花粉症、慢性湿疹などのアレルギー疾患のある人は、まず第一に植物油を出来るだけ減らして、アルレギー症状の燃料となるアラキドン酸(AA)が増えないようにします。

これで症状の治まる方が多いですが、不十分な方は畜産系のタンパク質の摂りすぎに注意します。

ただしこの畜産系のタンパク質は重要なタンパク源でもありますので、アレルギー症状とのバランスで、摂取量の検討が必要です。

この段階で遅延型食物アレルギーの検査を参考にしてタンパク質を選択する方法もあります。

EPAとDHAは、多脂魚に含まれていますので、不足されている方はこれらの魚の摂取を検討します。

海遊時間に比例して水銀が蓄積して来ますので、鯛より大きな魚は控えめにすることを勧めています。

食べものからEPAとDHAを十分に補えない場合は、サプリや医薬品を検討します。

EPA/AA比が0.3でサプリなどを検討して、1.0を目指すのが一般的です。

さらに脂肪酸の詳しい検査を希望の方は、トランス脂肪酸、総オメガ3、総オメガ6を測定出来る海外の検査を案内しています。