欧米では、国民皆保険などのような医療保険が存在しないために、風邪などでも病院を受診すると10万円程度のお金が掛かります。
そのために普段から食事に気をつけ、サプリメントを摂って、健康を維持するという習慣が出来上がっています。
どの街でもサプリ専門店があり、駅前やデパートでサプリメントがあたりまえに販売されています。
そのためサプリ市場が日本よりはるかに成熟していますので、大量生産されており、一般的には日本製より安価で購入出来ます。
日本製のサプリは、日本の古い規制のために、量的に極めて少なかったり、吸収されにくい剤形、天然のものでない場合もあります。
iHerb、アマゾン、楽天などで購入が出来るサプリ先進国の海外製の安価なサプリを推奨しています。
クリニックでも一部は販売していますが、ご自分で購入されることをお勧めしています。
西洋医学では国ごとに恣意的に決められた限界値(コレステロールや尿酸の基準値など)を想定して、無理矢理に限界値を下回る薬物療法を行います。
一方で、栄養療法では個体差はあるもののすべての栄養素には理想値が存在しており、栄養素の量と有病率との関係性はU字型になっています。治療では理想値を目指していきます。