心療内科、神経内科を標榜して、心身症と医食同源の観点から治療を行っております。

栄養療法に重点を置いていますので、ほとんどの診療科目の相談に乗らせて頂いております。

当院では、ガイドラインに沿った薬物療法だけではなく、さまざまな代替医療にも積極的に取り組んでおります。

西洋医学では、化学合成された薬物を投与する治療が一般的です。

薬物療法は、確かに有効な治療法ではあります。

例えばステロイド系の合成薬品は一般的によく使われていますが、人間は自分自身でコレステロールを原料として、天然のステロイドを作ることが出来ます。

自分でステロイドを作ることが出来る食事に気をつけた生活を送ることの方がより重要です。

現在は数多くの難病が報告されていますが、それらの多くは食事革命が起こった1800年以降に出現している新しい病気です。

1800年以降で、人類の摂取栄養素が大きく変化していることが報告されています。(2004,  Simopoulos)

西洋医学では難病とは原因は不明ではあるが、治療法は確立しているとして合成ステロイドなどを対症的に投与しますが、本末転倒ではないでしょうか?

歴史を顧みず、根本原因を追求せず、現代食で栄養は問題ないとする西洋医学だけで、治療は完全なのでしょうか?

また西洋医学では、学会主導で作られたガイドラインを盲従して、医者から患者への上意下達で治療する流れが一般的ですが、主客転倒ではないでしょうか?

ここでは、考える、選択するという過程が欠如しています。

当院では治療者側が治療の選択肢を提示して、患者さんに選んで頂く形でお願いしております。

主役はあくまで患者さんで、治療者は脇役に過ぎないと考えています。

西洋医学的な治方は決まっていますが、実際の治方は沢山あります。

ひとつの治療法がうまくいかなくても、諦めずに、他の治療法を試していくことが出来ます。

特に食事療法は、毎日が失敗の連続から、何度も立て直していく治療法です。

うまく行かなくても、何度でもやり直すことが出来ます。