■色々なことに気づいたので、後遺症外来を始めました

ワクチンに関しては、2013年のHPVワクチンの積極的勧奨が中止になる報道をきっかけにして、関連書籍や論文を読んで勉強してきました。2015年頃から、新医協のHPVワクチン検討会に参加させてもらい、被害者や関連医師の話を聞かせて頂いておりました。腸内フローラ移植研究会に入会したことをきっかけに、井上正康先生のことを知り、井上先生の現代適塾にコロナ以前より参加していました。

このような経過から、新型コロナワクチンでかなりの副作用が出て問題になることは予想していましたので、この新型コロナワクチンはすぐに中止になるだろうと考えていましたが、自分の予想がはずれて心底驚きました。

その後、新型コロナ後遺症の方の時々診察させて頂いていました。2020年秋頃には沢山の病院で新型コロナ後遺症外来を開設するようになり、紹介して診てもらいましたが、そこで新型コロナワクチンを勧められて症状が悪化してしまいました。

新型コロナワクチンは、新型コロナウイルスに似せた成分なので、同じような病態が起こることは明らかですが、コロナ後遺症専門外来や大病院では、未だにワクチンを推奨するケースがあります。

新型コロナ後遺症もワクチン後遺症も、数日から数週間の中期ではACE2受容体を介する血栓症、数ヶ月の長期では自己免疫疾患として慢性疲労症候群や線維筋痛症に似た多彩な症状を呈しますが、発症機序も症状も基本的に似ています。

これらの後遺症では、スパイクタンパク質が長期間体内に残存していることが明らかにされています。

また、この長期で起こる自己免疫疾患の病態は、インフルエンザ、ポリオ、テング熱などの後遺症として知られる急性感染症後症候群(PAIS)や、HPVワクチン後遺症として知られるHANS症候群とも似ています。新型コロナ後遺症ではME/CFSと共通する自己抗体が、検査を受けた全例で検出されることが既に報告されています。(2021, Wallukat)

この自己免疫疾患は免疫系のバリアを突破された時に起こってきます。今後はワクチンを打たないことが最も大切なことです。

新型コロナワクチン後遺症は正式には認められておらず、被害者が難民化しており、不当な扱いを受けていることにも心を痛めております。