子供にワクチンが要らない理由

2022年3月30日

まとめ:20歳未満の方の新型コロナによる死亡リスクは約450分の1です。

子供はウイルスの入口であるACE2受容体が少なく、また強力な自然免疫で防御出来ます。

子供は大人に比べて獲得免疫の活性が低く、ワクチンの有効性が低くなる可能性もあります。

18歳未満の子供のSARS-CoV-2感染による死亡は、100万人あたり2名と低い数字になっています。(2021年、Smithら

2022年3月時点での日本のデータを見ると、20歳未満の死亡者数は11人に対して、20歳以上では25825人です。人口は、20歳未満は2024万人に対して20歳以上は10501万人です。

死亡率は、20歳未満では184万人に1人に対して、20歳以上では4066人に1人と極端な差があります。約450倍の死亡リスクの差があります。

2022年2月15日での20歳未満の新型コロナ感染とワクチン接種後の副反応を比べると、重篤者で大きな差があります。

この理由として、SARS-CoV-2感染はACE2受容体を入り口として感染しますが、このACE2受容体は健康な成人の鼻上皮で最も高い発現が見られますが、子供では少ないことが原因のひとつと考えられています。(2020年、Sarif-Askariら

子供の気道免疫細胞(上気道上皮細胞、マクロファージ、樹状細胞)は、SARS-CoV-2感染初期に成人よりも強い自然免疫応答を引き起こすことを報告しています。(2021年、Loskeら

2022年にYoshidaらは、子供と大人のSARS-CoV-2感染に対する局所的および全身的反応について調べました。子供では一次バリアである自然免疫が獲得免疫より優勢であり、健康な小児の気道はすでにインターフェロン活性化状態にあり、感染後速やかにウイルスの増殖を制限できることを報告しました。子供では大人に比べて、血液中の細胞性免疫の反応は成人と比べて軽度であることが確かめられました。