薬対:独活と羌活

独活は下焦および筋骨の風湿を取り除き、羌活は上焦および肌表の風寒を取り除きます。両薬を配合すると、薬力は上下表裏に働き、疏風散寒、除湿通痺、活絡止痛を発揮します。

独活辛・苦・微温肝・腎・膀胱祛風勝湿気血不足だけの痺証に禁忌
羌活辛・苦・温膀胱・肝・腎散寒燥湿解表、祛風湿・止痛気血不足だけの痺証、乾燥を伴う外感病には禁忌