20240904_新型コロナワクチン接種とワクチン後遺症を考える議員連盟

https://www.nicovideo.jp/watch/sm44067338

まとめ:ワクチン問題の本質は、ワクチン関連主要機関の利益相反にあります。レプリコンワクチンは従来型よりも大量のスパイクタンパク質を作ることから、これまで以上に重篤な副作用が起こることが懸念されます。一方で、ブレーキが存在せず永遠に体内でスパイクタンパク質を作り続ける可能性や、いわゆるシェディングで問題が起こる可能性は低いと考えられます。

2021年の日本のCOVID-19ワクチン接種プログラムを反事実的再生産数を用いて評価したところ、ワクチン接種がなければ、死亡者数36万人と感染モデルの計算で予測されたが、実際の死亡者は1万人であり、非常に高い有効性を示し、反事実的シナリオと比較して死亡率が97%以上減少しました。(2023, Kayano)

オレンジの点は実際に観測された感染率で、緑の線は感染モデルによって予測計算された感染率であり、何故か絵に書いたようにピッタリと一致しています。ただし、この「西浦モデル」の問題は、使われた感染モデルの数式が公開されていないことにあります。

自己増幅 mRNA(レプリコン)ワクチンは、 1 回の低用量免疫(使用するmRNA量が従来の1/6)で長期にわたる体液性および細胞性免疫応答を発揮するように設計されたワクチンです。ワクチンに含まれるmRNA量を減らすことで、副作用の軽減が期待できることが、レプリコンワクチンの基本コンセプトです。

脂質ナノ粒子に包まれた自己増幅 mRNAは、細胞内に入り増殖します。自己増殖mRNAは、目的となるタンパク質をコードする塩基配列以外に、そのmRNAそのものを増殖するコード(レプリカーゼ)が組み込まれています。その増殖されたmRNAから大量のスパイクタンパク質が作られます。従来型のmRNAワクチンよりも、強い免疫反応が予想されます。

Meijiのレプリコンワクチンは、ファイザーのmRNAよりも強い抗体産生を起こします。(Oda, 2024)

■問題となっているレプリコンワクチンのブレーキとシェディングの問題

細胞内で大量の二本鎖RNAが自己増殖で作られますが、これは自然免疫を刺激して、攻撃されていずれこの増幅は止まります。

スパイクタンパク質をコードするmRNAと増幅をコードするmRNAの異物を2つ持っており、より強力な自然免疫の刺激となり攻撃されて排除されます。

レプリコンワクチン接種後の抗体価の推移のグラフ(上図)も、接種後1ヶ月を最大値として漸減していますが、これがブレーキが掛かっている証拠です。

脂質ナノ粒子に包まれた自己増殖mRNAが、体内に存在すると細胞に取り込まれますが、エクソソームで放出される自己増殖mRNAは、脂質ナノ粒子に包まれておらず、他者の細胞内に取り込まれるとは考えられない。粘膜表面の免疫の攻撃を受けて排除されると予想します。

また、エクソソームで排出される自己増殖mRNAは、ウイルスとしてのキャプシド(本来ウイルスゲノムを取り囲むタンパク質の膜)などの構造物を元々持っておらず、ウイルスとしても不完全で、いわゆる感染性を発揮できません。

キャプシドを構造として持たないものは、ウイルスとしての感染力は千分の1に低下して、動物実験でも感染しません。(Zhang, 2019)