重要な論文は取り消されます

まとめ：新型コロナワクチン接種後に死亡した症例の病理解剖した326例を解析したレヴューは、論文掲載を撤回されました。撤回の主な理由は、病理解剖した240/326例が新型コロナワクチンが直接的な原因であると結論付けたからです。(2024, Hulscher)

2023年5月18日までの新型コロナワクチン接種に関する発表されたすべての剖検報告を検索しました。

最初に678件の研究を同定し、剖検症例325例と剖検剖検1例を含む44件の論文を対象としました。
326例の剖検例を対象として、3人の医師が独立して新型コロナワクチン接種が死亡の直接の原因であったか、あるいは死亡に大きく寄与したかを判定しました。
新型コロナワクチン関連死で最も関係した臓器系は心臓血管系（53％）が最も多く、次いで血液系（17％）、呼吸器系（8％）、多臓器系（7％）でした。21件のケースでは3つ以上の臓器系が影響を受けておりました。

ワクチン接種から死亡までの平均期間は14.3日でした。ほとんどの死亡は最後のワクチン接種から1週間以内でした。

合計240例（73.9％）の死亡が、新型コロナワクチン接種が直接の原因または大きく寄与したと独立して判定されました。(2024, Hulscher)