ワクチン後遺症とコロナ後遺症の違い
小島勢二先生解説(2:22〜)
ワクチン後遺症とコロナ後遺症の違いの明確化のためには、ワクチン接種歴のないコロナ後遺症患者と比較しないといけない。
ワクチン後遺症の方が、より重篤で幅広い症状がある。嗅覚・味覚障害はコロナ後遺症に特徴的。

ワクチン後遺症では、コロナ後遺症に比べて自己抗体が多い。

ME/CFSは、自己免疫疾患であることが明らかにされつつある。(2025, Batham)
Yale大学の岩崎教授のグループの研究で、スパイクタンパク質の残存は、ワクチン後遺症群(PSV-I、感染なしワクチン後遺症およびPSV+I、感染既往ありワクチン後遺症)で主に認められており、健常対照群と比べて有意に高かった。(2025, Bhattacharjee)

血中のスパイクタンパク質そのものの測定は日本国内ではまだ確立されていない。
