エキス剤漢方薬のグラム数の意味

クラシエ六君子湯の添付文書から、以下の記載があります。

原生薬換算量とは、その成分量を得るために必要な原生薬の重量(乾燥重量)のことです。エキス製剤を作るために使う「元の生薬の合計量」のことで、この場合は、原生薬換算量 は「合計21.5 g(4+4+4+4+2+2+1+0.5)」分の生薬を使用し、そこから4.1 gのエキスを得て、1日量6 gに調整したもの、という意味になります。DI記載の生薬g数は抽出・濃縮前のg数です。刻み生薬そのものに相当するため、のちに分離される残渣などの固形物もすべて含みます。固形物を取り除き、抽出液をさらに濃縮、粉末化させたものが、エキス(有効成分)です。1日量のg数は最終製品(エキス+添加剤)のg数です。