中医の頭痛薬の使い分け

中医学の頭痛は、外感によるものと肝陽上亢によるものに二分されます。

辛温解表麻黄風寒による頭痛
桂枝風寒による頭痛
蘇葉風寒による頭痛
荊芥風寒による頭痛
防風微温風寒による頭痛
羌活風寒による頭痛、風寒湿痺の関節痛、独活と対薬で使う
細辛風寒による頭痛
白芷風寒による頭痛
藁本風寒による頭痛
辛涼解表薄荷風熱による頭痛
桑葉肝陽上亢による頭痛
菊花微寒風熱による頭痛
蔓荊子微寒風熱による頭痛
葛根風熱による頭痛
升麻微寒陽明熱盛による頭痛
清熱決明子微寒風熱による頭痛
牡丹皮微寒肝鬱化火による頭痛
板藍根風熱による頭痛
散寒呉茱萸厥陰頭痛(冷え+頭痛)
祛風湿薬独活微温痺証、頭痛、歯痛、羌活と対薬で使う
蒼耳子風寒による頭痛、痺証
唐独活微温痺証、頭痛、歯痛
活血化瘀川芎痺証、頭痛
牛膝肝陽上亢の頭痛、痺証(下肢)
槐花微寒肝火上炎の頭痛
補益白芍微寒肝陽上亢の頭痛、胸脇脹痛、腹痛・下痢
亀板陰虚陽亢の頭痛
安神牡蠣微寒肝陽上亢の頭痛
平肝熄風天麻肝陽上亢の頭痛、痺証
釣藤鈎微寒肝陽上亢の頭痛
蒺藜子微温肝陽上亢の頭痛、胸脇脹痛
代赭石肝陽上亢の頭痛
白僵蚕風熱の頭痛