トランス脂肪酸の見分け方
トランス脂肪酸はあらゆる加工食品に含まれていますので、完全に避けるのは不可能です。
不飽和脂肪酸の加工や加熱で発生してきます。
いかに摂取量を減らせるかがポイントになります。
個人がどこまでリスクを避けるかという問題にもなってきます。
タバコと似たような感じです。
日本はまだ表示が義務づけられていないのも大きな問題です。
もともと作られた目的は、「安価で保存が簡単」だからです。
基本的に、安くて、保存が常温で出来るものには注意が必要です。
パン、ケーキ、お菓子、ファーストフードは、ほぼダメです。
バターが使われていない可能性が高いです。和菓子は問題が少ないでしょう。
購入または外食での油物も、ほぼダメです。
使用可能な油は、飽和脂肪酸のココナッツオイル、MCTオイル、ギー、バター、ラードです。
油で揚げる料理は、自宅で食べるようにした方がいいでしょう。
植物油を使った食べ物を、電子レンジで温めてはいけません。
ポイップ状、クリーム状のものは、ほぼダメです。
なおマーガリンに関しては、海外の影響でトランス脂肪酸が少ないものが最近販売されています。トランス脂肪酸に関しては、天然のトランス脂肪酸を含んでいるバターより安全と言えます。
マーガリン単品で販売されている商品の中に、トランス脂肪酸が少ないものが出てきただけです。
一般にマーガリンが使われている商品は、元のトランス脂肪酸の多いマーガリンが使われていることが多いと考えてます。
まだまだ、油断禁物です。