腸カンジダ症の食事

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ストレスの多い人は、除去食療法(特定の食事を避ける食事法)がかえってストレスになりますので、無理にされない方が良いと思います。

以下がポイントですが、難易度が高いので、出来る範囲で参考にしてください。

1.基本は、糖質制限・高タンパク食です。

精製糖質が、カンジダの養分となります。お菓子、パン、麺を出来るだけ減らすことを勧めます。

糖質摂取とタンパク質摂取は、どちらかに偏る傾向があります。タンパク質をある程度摂っていれば、糖質制限は実施しやすくなります。

2.グルテンフリー、ガゼインフリー。

小麦のグルテン、牛乳のガゼインは消化されにくいタンパク質です。そのために長時間に渡り腸管に居座ります。

小腸はタンパク質を消化吸収する(同化)のが役目ですが、消化できないタンパク質は免疫応答の標的となり、アレルギー反応などを起こしてきます。

大腸に流れ込んだグルテンやガゼインは、腸内細菌の不要なえさとなりガスの発生や蠕動運動に影響して、便秘や下痢になります。

3.GMO(遺伝子組み換え)食品を避ける。

遺伝子組み換えによって、除草剤などの農薬に強い作物が大量生産されています。問題は、遺伝子組み換え食品そのものよりも残留農薬にあります。残留農薬が、腸内細菌を死滅させてしまうこともあります。

4.添加物を避ける。

化学調味料、人工甘味料、発色剤、着色剤なども腸管に大きな影響を与えます。

5.質の良いタンパク質、野菜を摂る。

出来る範囲で、GMO食物で育てられていない動物のタンパク質、水銀の問題の少ない小型の魚、無農薬の野菜を摂ることを勧めます。