極端な糖質制限に対する疑問

2020年8月16日

糖質制限と言っても、アトキンスダイエット、スーパー糖質制限、ケトジェニックダイエット、緩めの糖質制限のロカボなど様々な方法があります。

極端な糖質制限に対する疑問を持っています。

1.赤血球と肝臓はケトン体を利用できません。

ミトコンドリアのない赤血球やケトン体を産生するが利用できない肝臓では、ブドウ糖をエネルギー源として利用しています。

肝臓では、ケトン体以外のあらゆるもの(ブドウ糖、脂肪酸、アミノ酸、グリセロール)をエネルギー源として使います。

2.核酸はブドウ糖から作られます。

3.TCA回路を回すには、オキサロ酢酸が必要です。

ケトン体からアセチルCoAが作られてTCA回路に入って行きますが、TCA回路を回すにはオキサロ酢酸が必要です。

オキサロ酢酸はケトン体から作ることが出来ませんので、ブドウ糖からか、アミノ酸から作るしかありません。

結論としては、ブドウ糖や果糖を摂らない場合は、アミノ酸からオキサロ酢酸やブドウ糖をわざわざ作るしかありません。

極端な糖質制限では、身体の代謝効率が悪くなります。

この場合は主に筋肉の分解が起こって来ますので、筋肉が痩せてくるような糖質制限をしている場合は、代謝効率で損をしていることになります。

身体の代謝経路から考えるとこのような結論になります。

経済を優先させて、糖質制限を認めないガイドラインは問題ですが、糖質制限理論も完全には解明されていないと考えています。

極端な糖質制限で全く問題ない方も居るそうですが、私の理解を超えたことや個人差があるのだろうと想像しています。