舌磨きで下痢が治る

「舌磨きで下痢が治る」という話があります。

これは、食事前に舌を磨くことによって、口腔内細菌を減らし、食事の時に飲み込む細菌を量を減らすことが、SIBO(小腸内細菌異常増殖症)の改善に繋がるからです。

本来、口腔内細菌は食事の時に飲み込みますが、胃酸によって殺菌されます。

胃酸の分泌が不十分だったり、胃酸抑制剤を服用していたり、食事が炭水化物に偏って胃酸の分泌が少ないなどが原因となって、胃酸不足となり口腔内細菌を殺菌することが出来ません。

慢性的なお腹の張り、下痢などがあるSIBOを持っている方は、胃酸分泌が出来ているのかチェックする必要があります。

ペプシノゲン検査で、チェックすることが出来ます。

長年の炭水化物中心の食事をしていて肥満などがあり、胃酸の分泌が少ない人は、食事をタンパク質中心に変えて、胃酸が十分に出せるような食事トレーニングが必要です。

消化器官は副交感神経が優位な時に働きますので、交感神経が優位となる時間が長くならないように、生活習慣の見直しが必要かもしれません。

シエスタ(昼食後の仮眠)などは非常に理にかなった習慣です。