ケルセチン

まとめ:ケルセチンは食べ物から摂取出来る、新型コロナ、新型コロナ後遺症、ワクチン後遺症に有効な植物性化学物質です。特に痛みに有効です。

ケルセチン(Quercetin)はタマネギ、レタス、アスパラガスなどに多く含まれる(2016, Costa)フラバンの構造式を持つフラボノイドと呼ばれる植物化学物質のひとつです。抗酸化作用、抗炎症作用、抗動脈硬化作用、脳血管疾患の予防、抗腫瘍効果、降圧作用、強い血管弛緩作用、が報告されています。(2015, Nishida)

ケルセチンは口内炎(2017, Kooshyar)(2010, Hamdy)、高血圧(2010, Larson)、癌(2015, Filipa Brito)、肥満(2015, Nabavi)、脂肪肝(2012, Marcolin)などへの有効性が報告されています。

ケルセチンは、AMPKを活性化するメトフォルミンの同様の生理作用を持つことが報告されています。(2013, Dechandt)

ケルセチンはグルタチオンを増やすことが報告されています。(2008, Meyers)

ケルセチンは炎症と疼痛を改善することから(2009, Valério)(2017, Carullo)、線維筋痛症への有効性が指摘されています。(2022, Quinto-Ortiz)

ケルセチンは、ヒトACE2 受容体および SARS-CoV-2 の複製のための酵素 (MPro、PLPro、および RdRp) の発現に対する阻害効果により、抗 COVID-19 活性を示すことが明らかにされています。(2022, Imran)(2021, Derosa)(2022, Gasmi)(2020, Pan)

漢方生薬もケルセチン,もしくはケルセチン配糖体であるルチンを含有しており、連翹(れんぎょう)、菊花(きっか)、茴香(ういきょう)、十薬(じゅうやく)、阿仙薬(あせんやく)、一年蓬(ひととせよもぎ)、山査子(さんざし)、田七人参(でんしちにんじん)、ゲンノショウコなどが知られています。(2015, 西田)

具体的には、荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう、連翹)、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう、連翹)、治頭瘡一方(ぢづそういっぽう、連翹)、防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん、連翹)、釣藤散(菊花)、啓脾湯(けいひとう、山査子)にケルセチンは含まれています。