新型コロナワクチン接種後のしもやけ様病変
新型コロナワクチン接種後のしもやけ(chilblains)様病変(機能性血管炎)が報告されています。(2022, Gambichler)
しもやけは季節性凍瘡とも呼ばれます。新型コロナ感染後にも、同様の報告があります。(2020, Colmenero)
ウイルスに対する1型インターフェロンの過剰産生による1型インターフェロノパシーが原因と考えられています。(2021, Lesort)
ワクチン接種後の数日から数週間に発症して、数ヶ月持続することが報告されています。
局所のステロイド療法で短期間で回復した症例が報告されています。(2021, Kha)(2020, Wollina)