新型コロナ・ワクチンと心不全パンデミック

新型コロナウイルス感染が持続感染した場合に、心機能を低下させることを実験的に証明されました。この結果から、今回のCOVID-19パンデミックにより、今後、SARS-CoV-2の持続感染を素因とする心不全リスク人口が指数関数的に増加する「心不全パンデミック」の発生が危惧されます。(理化学研究所、2023

2,000万人を超える大規模な人口を調査した結果、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)生存者は長期にわたって、特に急性期後の初期に心不全を発症するリスクが高いことが指摘されています。(2023, Zuin)

新型コロナワクチン接種後3週間以内に、心不全を発症した4症例が報告されています。(2023, George)

SARS-CoV-2ワクチン接種後に心筋炎を発症した患者は、心臓MRIで異常を示します。ワクチン接種後に無症候性の人も心筋に炎症を無症状でも、ワクチン接種者は年齢性別に関係なく全員が長期間心臓に炎症を起こしている可能性があります(2023, Nakahara)

新型コロナワクチンは、副作用として不整脈を起こすことが総括されています。発生率は、10000人あたり1人から76人でした。不活性化ワクチンでは不整脈の発生率は低くなっています。(2023, Abtaleb)

新型コロナワクチン接種後の不整脈は、スパイクタンパク質がACE2受容体に結合して起こる心筋炎の結果であることが、指摘されています。(2023, Cocco)

不整脈の発生率を、新型コロナワクチン接種者と非接種者を比べると、接種者で高いことが指摘されています。(2022, Shi)