マクガバンレポートと日本の癌

1977 年アメリカ合衆国上院特別栄養委員会報告書というものが公表されました。委員長ジョー ジ・マクガバンの名前を取って、通称「マクガバン・レポート」と言われております。1970 年代前半、 当時アメリカのフォード大統領が、「アメリカの国家予算の莫大なお金を進歩したと言われるアメ リカ医療に投じているにも関わらず、何故病人が増えていくのか?」という疑問を抱き、マクガ バンに徹底的に調査させたという経緯があります。その内容は、アメリカ国民に衝撃を与えたと 言われております。

「私たちの食するものが、知らぬ間に昔のような自然なものではなく、薬漬けのものになっている。 肉を主体とした薬漬けの食べ物が癌や心疾患、脳卒中の原因であり、これらは食源病である。栄養管理をしている医師は栄養学を全く判っておらず、間違った栄養管理が治癒を遅延させている のだ。間違った食生活を改善していかない限り、アメリカは病と共に滅ぶだろう」

これが公表された後、彼はアメリカ医学会や全米畜産協会など多くの企業団体から総バッシング を受け、政治の舞台から姿を消したという有名な話があります。しかし、アメリカ国民は今まで信じてきていたアメリカの食、医療を根底から否定されたため、相当に衝撃を受けたといわれ ております。そのため、アメリカ政府は 1979 年に政策として医学以外の分野を見直すというこ とを始めました。食材、栄養などのサプリメントや、東洋医学や他国の伝統医療や民間療法など、 一般的に補間代替医療というものを国で取り組むようになったのです。その結果は 1990 年を頭 打ちに、癌患者数および死亡数とも減少していくという日本では信じられないものとなっている のです。

日本のがん死亡者数の推移です。西側先進国の中で唯一増加傾向に歯止めが効かない状態です。

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世界のがん死亡者の推移ですが、特に1990年以降減少傾向にあります。

世界の抗がん剤市場は、急速に拡大している途中です。

日本国内の抗がん剤市場も同様に拡大中です。