気の分類

気の分類
原気(元気)先天の気腎の貯蔵された先天の精から化生した気で、生命活動の原動力
宗気(胸中之気)後天の気胸中飲食物から得られる水穀の精緻と呼吸により得られる清気が合わさり、化生される気で、心肺の活動を支える
営気(営陰=陰気の一種、この場合の陰気は冷やす意味ではなく、滋潤という意味)後天の気脈内(血管内)栄養分を持ち、栄養を供給
衛気(衛陽=陽気の外側の働き)後天の気脈外(血管外)汗腺の開閉を行い、外邪の侵入を防衛、体温を調整、発汗を調整、陽気の一部で衛陽ともいう、不足で冷えが出る
正気(真気ともいう)人体の生命活動の動力
上の4つの先天の気と後天の気が結合したもの
=抵抗力(免疫力)+回復力
正気不足(正虚)気血津液精が不足