超加工食品は死亡リスクを少し高くします
まとめ:超加工食品は10%程度のリスクがありますが、癌とアルツハイマー病とは無関係です。
欧州9カ国の大規模調査にて、全体で428,728人(女性71.7%)が分析に含まれ、15.9年間の追跡調査後に40,016人の死亡が記録されました。
超加工食品(1日あたりのグラム数(g/d))は、全死亡率(1SDあたりのHR:1.04、95%CI:1.02、1.05)のほか、循環器疾患(1.09、95%CI:1.07、1.12)、脳血管疾患(1.11、95%CI:1.05、1.17)、虚血性心疾患(1.10、95%CI:1.06、1.15)、消化器疾患(1.12、95%CI:1.05、1.20)、パーキンソン病(1.23、95%CI:1.06、1.42)による死亡率とも正の相関関係にあった。
超加工食品とがんまたはアルツハイマー病による死亡率の間には相関関係は認められなかった。(2025, González-Gil)