肥満と痩せの食事回数、食後血糖値、インスリン、グルカゴンの変動

まとめ:肥満と痩せの食事回数、食後血糖値、インスリン、グルカゴンの変動は以下です。

肥満痩せ
日常の食事回数3回以上2回以下
体重の正常化のための食事回数のアドバイス2回以下、間欠的断食3回以上
体重の正常化のための食事内容のアドバイスタンパク質複合炭水化物、場合によっては単純炭水化物(米などの精製糖質)
優位なホルモンインスリン(肥満ホルモン)グルカゴン(痩せホルモン)
増やしたいホルモングルカゴン(痩せホルモン)インスリン(肥満ホルモン)
日常目立つ血糖値の動き血糖値スパイク→インスリン分泌低血糖→グルカゴン分泌

食事の頻度が高い場合 (1 日 6 食以上) は、食事の頻度が低い場合 (1 日 1~2 食) と比較して、病気のリスクが大幅に増加することが実証されています。朝食の摂取、一日の早い時間に多くのエネルギーを摂取すること、食事の頻度を減らすこと(1日2~3食)、定期的な断食期間など、規則的な食事パターンは、炎症の軽減、概日リズムの改善、オートファジーとストレス耐性の向上、腸内細菌叢の調整などの生理学的利点をもたらす可能性があります。(2019, Paoli)

健常者、1型糖尿病患者の食事前後の血糖値、インスリン、グルカゴン動態は以下になります。

健常者のグラフを重ね合わせると以下になります。

インスリンおよびグルカゴン分泌については、非糖尿病患者および糖尿病患者を比較しました。非糖尿病患者(左パネル)では、グルコース刺激によるβ細胞からのインスリンおよびアミリン放出により、食後グルカゴン分泌が抑制されます。一方で、1 型糖尿病患者では、注入されたインスリンはα細胞のグルカゴン産生を抑制しません。(2004, Stephen)

大相撲の二子山部屋所属の 幕下力士三田君 、十両昇進おめでとうございます。

力士は太るために頻回食を摂りますが、炭水化物(パスタ)を食べてからプロテインを飲んでいます。この順番がポイントで、逆にする方が健康的ですが、食欲が抑制されて大量の食事が摂れません。一般的には、プロテインファースト、カーボラストが基本です。(参照:馬胃潰瘍症候群

【相撲飯】夕食後のパスタ・幕下延原の思い / オムそば・ポップコーンチキン・シュクメルリ・味噌ちゃんこ鍋 / 朝稽古 🍚『ちゃんこ番:颯雅・月岡・若雅』 - YouTube

日本の伝統あるスポーツ「相撲」その「相撲」に命をかける力士達の「食事と日常」を紹介するチャンネル。■目次00:00 オムそば∟03:34 若雅・ 二子山部屋を選んだ理由∟12:06…