ホットフラッシュ、ほてり、のぼせ
(この記事は、コメントを頂いて修正しています)
閉経後の女性によく起こってくる症状です。
閉経後などにエストロゲンの減少によって、血管の収縮や拡張をコントロールしている自律神経が乱れることによって起こります。
エストロゲンに似た作用を持つと言われる大豆イソフラボンの摂取する方法があります。
わかりにくいので、
大豆を食べて症状が改善する人は、サプリを使う方法があります。
大豆そのものは、大豆イソフラボン、鉄、タンパク質など良い点も沢山ありますが、シュウ酸の問題があります。
シュウ酸は、多くの野菜や果物に含まれていますが、逆にタンパク質やミネラルの吸収を阻害します。体内に入ると、腎臓結石(シュウ酸カルシウム)の原因ともなります。
ホットフラッシュなどの治療目的だけならば、大豆イソフラボンのみを摂取する方法がいいのではないでしょうか。
大豆イソフラボンで改善されない場合は、
大豆イソフラボンの効果は、その中に含まれるダイゼインという成分が、腸内細菌の力を借り、「エクオール」変換されることで生まれます。エクオールを作る腸内細菌を持っているのは、日本人では約5割と言われています。自分で作ることが出来ない人は、このエクオールを直接摂取する方法があります。
エクオールを作る腸内細菌を持っているかどうかをソイチェックで調べることも出来ます。
ソイチェックの結果が良くても悪くても、エクオールが有効な場合も多いそうです。腸内細菌が、毎日確実に働いてくれるとは限らないでしょうから。
つまりいずれにせよ、エクオールを飲んで治療効果を見てみたら良いと思います。
このエクオールですが、効く人には効く感じで、合う合わないがあるようで、合わない人は中止するしかないようです。
ホットフラッシュ、ほてり以外の更年期症状にも有効です。アマゾンのレビューから拾うと、
ホットフラッシュ、のぼせ、指の痛み、指のこわばり、関節の痛み、不眠、イライラ、疲れやすい、身体のかゆみ、めまい、立ちくらみ、へパーデン結節、PMS、頭痛、肩こり、便秘。
困った症状は、湿疹、下痢、胃痛、不正出血、肥満。
サプリが効かない人は、婦人科でのホルモン補充療法があります。エクオールが高価なので、病院での治療の方が、逆に料金的には安くなるようです。
大豆イソフラボンは、閉経後の女性の異所性石灰化(50肩、動脈硬化、腎臓結石)にも有効と言われています。
アルツハイマー病は、女性が男性より2.5倍多いですが、閉経後も急激なエストロゲンの現象が原因と言われています。アルツハイマー病の予防のためにも、大豆イソフラボンを摂取しておきたいところです。
紹介した商品と、他のメーカーの類似商品との違いは良く分かりません。合わなければ、違うメーカーのサプリを試してみる方法もあると思います。