ナルコレプシーの治療は、糖質制限

ナルコレプシーは、居眠り病とも言われるます。

日中で、場所や状況を選ばずに強い眠気に襲われる睡眠発作を主な症状とする疾患です。

もうひとつの代表的な症状は、情動脱力発作(カタプレキシー)と言われる症状です。

強い感情が起こったときに、身体に力が入らなくなるという症状です。

ヤッター!という歓喜の瞬間に、腰が抜けてしまう話を聞いたことがあります。

日本睡眠学会の症状のチェックリストです。

確定診断には、睡眠脳波が必要なので、睡眠専門機関でないと確定診断は下せません。

発病にはオレキシンの欠乏が関与しています。

オレキシンの活性化の方法は3つあります。

2番目の情動が、情動脱力発作に関係しています。

治療法は、精神刺激薬による覚醒度を上げる方法が推奨されています。

もっと、根治的な方法は、糖質制限です。

糖質による高血糖がオレキシンを低下させる最大要因だからです。

効果不十分なら、さらに進めて、ケトジェニックにすればさらに覚醒度は上げることが可能です。