グルタチオン

2019年9月3日

グルタチオンは、メチレーション回路の解毒・抗酸化物質産生経路の主役です。

チオール基(SH基)を持ち、3つのアミノ酸(グルタミン酸、システイン、グリシン)から構成されます。体内で最多のチオール化合物です。

グルタチオンは細胞内に高濃度で存在しており、細胞外には低濃度でしか存在しません。

つまり、細胞内で活性酸素・フリーラジカルの処理を行っています。

SH基が有毒物質などにアタックをかけます。

酸化ストレスに対して、グルタチオン還元酵素が活性化されて、還元型グルタチオンが誘導されます。

グルタチオンのもうひとつの役割は、解毒です。

チオール基に、薬物、毒物、金属、ロイコトルエン、プロスタグランディンなどの伝達物質が結合して、細胞外に運ばれて、尿や胆汁から排泄されます。

グルタチオンは、医薬品(点滴、内服)、サプリなどありますが、体内での要求量が大量なので、追いつかないのではないかと考えています。

メチレーション回路を最適化して、自分でグルタチオンを作れるようにするべきです。

グルタチオンは、元々魚の養殖の際の治療薬として用いられたのが始まりです。

その際は、体重1kg当たり1000mgの量を用いました。(三石理論)

医薬品やサプリで使うのは、最大でも3000mgまでです。

グルタチオンを自分でしっかり作るためには、

1.高タンパク食(ホエイプロテイン、または多種類タンパク質)を摂取する。

(硫黄を摂取するのではなく、硫黄含有アミノ酸のメチオニンを摂り、そこからメチレーション回路を回す)

2.ホモシステインを測定して、メチレーション回路のスクリーニングを行う。

(ホモシステインは国内検査会社で測定が可能です。海外に受託すると高額になります。)

3.ホモシステインが高値の場合は、必要なサプリを摂取する。