尿有機酸検査

投稿者: | 2019年10月2日

尿中に排泄される代謝物などを見ることによって、体内の代謝レベルなどを推定します。

海外へ郵送する検査で、最大で76項目を見ることが可能です。

標準検査では、測定できない代謝物を測定できますが、体外への排泄量を見るので、解読には注意を要します。

1.腸内細菌の増殖。

イースト菌、真菌、バクテリア、クロストリジア菌の代謝産物を測定して増殖レベルを推定します。

2.シュウ酸塩代謝物

尿管結石などの原因となるシュウ酸塩代謝物を測定することによって、シュウ酸が蓄積する遺伝疾患、シュウ酸の大量摂取、感染症などを推定します。

3.解糖回路の代謝物。

乳酸とビルビン酸を測定して、解糖回路の代謝レベルを推定します。

4.ミトコンドリアの機能。

TCA回路の代謝産物、アミノ酸代謝産物を測定し、ミトコンドリアの機能レベルを推定します。

5.神経伝達物質の代謝産物。

ドーパミン系やセロトニン系の最終代謝産物などを測定して、神経伝達物質の機能レベルを推定します。

6.ビタミンの代謝産物。

ビタミンの最終代謝産物などを測定することにより、ビタミン欠乏を推定します。

7.ケトン体と脂肪酸の代謝産物。

ケトン回路の代謝産物を測定して、ケトン回路の代謝状態を推定します。

8.解毒指標

グルタチオン、過剰アンモニアなどを代謝物から体内の解毒の状態を推定します。

9。アミノ酸代謝産物

遺伝性のアミノ酸代謝異常のスクリーニングなどに用いられます。