星状神経節ブロックとスーパーライザー

2019年11月14日

星状神経節ブロックは、神経ブロック療法の一種でペインクリニックで最も多く用いられている治療法です。
頚部にある交感神経節に局所麻酔薬を注入し、交感神経を一時的にブロックすることにより、頭部・肩・腕・胸部等の局所の痛みを改善に使われます。

効果はそれだけに留まらず、交感神経の過緊張を緩めることで、全身の血行改善を行い、特に自律神経の中枢である視床下部の血流が改善することによって、自律神経の調整、免疫機能の向上により自然治癒力を高めると考えられています。

星状神経節ブロックを開発された若杉文吉先生は「ダイレクトに免疫、内分泌を介した生体の恒常性維持調節機能を改善する画期的治療」と言われています。

対象疾患は、疼痛性疾患だけでなく、自律神経失調症、ストレス関連疾患、アレルギー疾患などのあらゆる現代病に効く可能性があります。

単に疼痛の改善などを目指した対症療法ではなく、かなりの実施回数が必要なケースもあるそうですが、根治療法になり得る治療と考えられています。

注射の苦手な人や子供さんにも適応が可能な近赤外線照射による治療法もあります。

これは注射の2/3程度の効果があると言われるスーパーライザーという機械です。

スーパーライザーは、全国の沢山の大学病院、ペインクリニック、整形外科などで採用されています。

施術時間は短時間で済みます。当院では、交感神経優位の方(不眠、不安、緊張、焦燥感など)、免疫力が低下されている方(感染しやすい、疲れやすいなど)に受けて頂いています。