ダイオフ現象
カンジダ治療中にカンジダ菌が死滅して、菌体中の水銀やアンモニアやアセトアルデヒドなどの有害物質が一気に放出されることによって起こる全身の反応のことです。
①カンジダ関連症状:カンジダの感染症状が悪化した様な症状が、肌、生殖器、口腔、腸に起こってきます。肌の紅潮、湿疹、にきび、かゆみ、腹痛、吐き気、下痢、便秘、頭に霧がかかるなど。
②感冒様症状:頭痛、倦怠感、発熱、関節痛、悪寒、手足の冷えなど。
③精神症状:不安、抑うつ、焦燥感など。
通常はダイオフ症状は一時的に起こり、7日から10日で消失します。
よくある好転反応の一種で、ある意味カンジダ治療が出来ているということです。
強いダイオフ現象が起きたらカンジダ治療は一旦中止して様子を見た方が良いです。
まずはじめに有害物質を便から排泄するために、便秘があるなら解消しておかないといけません。
ダイオフ対策としては、チャコール、クレイ、サルサパリラ、クロレラ、モリブデン、NAC、マグネシウム、ビタミンD、ガーリック、レッドクローバーティーなどが有効であると言われています。
Nature's Way、活性炭、100錠、参考価格1002円、1日2〜3回1回2錠、食間
Yerba Prima、グレートプレインズ、ベントナイト、デトックス、473ml、参考価格1447円
空腹時に1日1~2回大さじ一杯摂取、症状によっては摂取回数を増やします。
分かりやすいのは、チャコール(活性炭)やベントナイト(クレイ)です。活性炭は、薬物の大量服薬の時に救急医療としても用います。有害物質を活性炭に吸着させて便に排泄させます。
サリサパリラ、モリブデンも同様にキレート作用で有害物質を挟み込んで、便に排泄させます。
ショウガ茶が、ダイオフ現象の吐き気や腹部症状の軽減に有効とも言われています。
ダイオフが治るまで、チャコールなどを使って様子を見て、治ったらマルチビタミンやマルチミネラルなどを補給して体力の回復を待ちます。一旦仕切り直しです。
チャコールなどのデトックスの影響で、必須微量物質も排泄されてしまうからです。
プロバイオティクスは出来れば継続的に飲んでおいた方が良いです。
体調が回復したら、再度カンジダ治療を行うのか中止するのかを検討します。
ウイリアム・ショー博士のダイオフ対策(自閉症と広汎性発達障害の生物学的治療法)
1.カンジダ増殖の原因となる糖質制限を行う。
2.代謝性アシドーシス対策に重炭酸塩服用する。
3.過剰な酒石酸によるリンゴ酸欠乏を補うためにリンゴ酸サプリを服用する。
4.有害なぺントシジン形成を防止するためにVB6を服用する。