大便通

2019年12月19日

辨野義己先生の「大便通 知っているようで知らない大腸・辨・腸内細菌」の一部を抜粋します。

■大腸では発酵か腐敗かのどちらかが起きる。

発酵を促すのが善玉菌で、腐敗を促すのが悪玉菌。

オナラが臭いのは悪玉菌による腐敗が原因。

■40日間肉だけ食べる人体実験で、便の色が黒っぽくなり、pHが弱酸性から弱アルカリ性になった。

■沖縄の長寿の要因のひとつは食物繊維をしっかり摂るから。

■胃がんの原因は塩分の摂りすぎ。

■アメリカ人が1日に食べる肉の量は350gで、日本人の3倍。年間では、125キロ対45キロ。

日本人の肉の摂取量は50年前の15倍に増えている。

■乳がんも腸内細菌が作るエストロゲン様物質が原因と言われている。これも欧米食が関与。

■大腸癌も、腸内細菌のネットワークが産生する物質が発がんに関与している。

■乳酸菌が作る酪酸が大腸癌の発がんを抑制するカギとなる。

■花粉症にビフィズス菌入りヨーグルトが有効。

■自閉症の腸内細菌叢には、クロストリジウム・ボルターエが1000倍生息している。

■認知症の腸内細菌叢には、ウエルシュ菌が10〜100倍生息している。

■便の色と臭いを改善するにはヨーグルトで、量を増やすのが食物繊維。

■パプアニューギニアのイモが主食の高地民族も、青汁だけで生活している不食の人も、窒素やアンモニアを腸内細菌が再利用してタンパク質を合成している。

■良い大便とは、①毎日1~2回出ること、2日に1回では良くない。②力むことなく、ストーン、ストーンと楽に排便出来ること。③水の中に沈みきらないこと。沈む便は硬すぎる。④色は黄色がかった茶色がベスト、⑤多少の臭いは良いが、酸っぱい臭いの発酵臭が理想、⑥1日に200g〜300gは最低必要で、量が少ない場合は食物繊維の摂取量が足りない。