辛党が癌になり、甘党が認知症になる
塩分摂取は胃がんとの相関が有名ですが、すべてのがんのリスクを上げると言われています。
ガンの食事療法で有名なゲルソン療法では、厳しい減塩食を勧められます。
塩分摂取量と胃がん死亡率の国際比較です。韓国が飛び抜けた数字になっています。
キムチと唐辛子が原因と推測されていますが、現在は韓国の胃がん死亡率は下がってきているそうです。
日本国内でも塩分摂取の多い地域ほど胃がんによる死亡率が高くなっています。
塩分や辛み成分の胃への直接刺激が発がんの原因と考えます。
劇辛料理の食べ過ぎも、ちょっと考えないといけませんね。
■糖尿病と認知症
糖尿病では脳血管性認知症だけでなく、アルツハイマー病も高率に合併することが以前より知られています。
その後の研究で、アルツハイマー病の脳では、エネルギーとなるブドウ糖の取り込みが出来ないので、脳細胞が正常な活動が出来なくなっていることが明らかにされ、ケトン体を積極的に利用するケトン体質に変えるリコード法が推奨されています。
脳細胞でブドウ糖が利用できなくなるのは、長年の高血糖のために起こって来ますので、アルツハイマー病は3型糖尿病と言われています。
お菓子やパンなどの精製糖質の長年に渉る過剰摂取が認知症に繋がると言うことです。
また精製糖質は、癌の明らかなリスク要因です。
この記事のタイトルは正確に言えば、「辛党は癌になり、甘党は癌や認知症になる」です。