うつ病と魚

2020年2月11日

うつ病と魚の摂取の関係については、1998年のHibbelnの有名な報告があります。

これはオメガ3脂肪酸の摂取とうつ病と関係していることを示唆しています。

食事とうつ病との関連については、2009年の岡田らの報告が秀逸です。

1.うつ傾向が強いほど、朝食を抜くこと、ファーストフードや麺類を好む点がある。

これは、うつの結果として活動水準が下がったことを反映している。

2.魚類、特に青魚と白魚の選択性とうつ傾向とに負の相関がある。

3.野菜、特にピーマン、かぼちゃ、にんじんがうつ傾向と負の相関がある。

「朝食を抜くとうつになりやすいので、3食きっちり食べた方が良い」と言う意見がありますが、3食を食べると言うことは、糖質過食のグルコース体質になっていることが多いと思います。

3食で糖質を摂取すると、血糖値がピンボールのように乱交下して機能性低血糖となって、身体に様々なストレスを掛けることになります。

うつになりにくい、より高い健康状態のケトン体質であれば、1日2食か1食が普通で、朝食抜きが一般的です。

魚の利点は、オメガ3だけでなく、肉よりもプロテインスコアの高いタンパク質を摂取出来ることもあります。

緑黄色野菜には第7の栄養素のファイトケミカル、第6の栄養素の食物繊維が含まれています。

ファイトケミカルで身体の酸化ストレスを軽減して、食物繊維で腸内細菌にエサを与える効果があります。

2014年にLaiらが、食事とうつの関係について、過去の13の論文を解析した総論を書いています。

うつ病リスクを低下させるために、野菜、果物、魚、全粒穀物を沢山摂ることが有効であると報告しています。

うつ病のリスク軽減に、魚は有効であるが、肉は有効とは言えないという結論です。