医者が私についた嘘〜骨粗鬆症について

2020年9月2日

Lies My Doctor Told Me: Osteoporosis

Strong Bones Forever: The Complete Guide To Osteoporosis Nutrition, Supplements, & Exercise To Reverse Bone Loss Without Drugs

Dr. Lani’s No-Nonsense Bone Health Guide

骨粗鬆症に関する海外のベストセラーです。

要点を書き出してみます。

■骨粗鬆症に対する医薬品は推奨しません。ほとんどのこれらの医薬品は骨吸収抑制作用を持っており、破骨細胞の働きを阻害することによって、人為的に骨密度を上げています。

破骨細胞は、「古くて脆い骨をきれいにすること」が役割なので、破骨細胞を阻害することによって、逆に骨の質の低下を招きます。

■一般的な検査のデキサ法は、骨密度を測定するだけで、骨の質を見ることは出来ません。

■ビスホスホネート系薬剤(BP剤)は顎骨壊死や非定型大腿骨骨折の副作用が報告されています。

・顎骨壊死は末期症状であり、頻度は100人で1〜2人ですが、初期症状としては、歯痛、歯肉炎などの口腔内に関する訴えとして出てきます。

・作用機序としては、破骨細胞を阻害することによって骨吸収が抑制されます。骨吸収は、元来生体にとって予防的な生理活動ですが、これらの予防的機序がビスホスホネ ートにより障害されると、組織障害、組織への血液供給不足を生じ、骨壊死が起こるとされています。さらに、抗血管新生作用により直接的に顎骨への血液供給ならびに組織の修復能の低下をもたらすことにより骨壊死が生じるとされています。

■一般的な医薬品も推奨しない。ほとんどの医薬品は骨形成に対してマイナスの作用を持つ。

特にワーファリンがビタミンKに拮抗して、骨形成を妨げます。

■乳製品を避ける。乳製品では、カルシウムを単独に大量に摂取することになるので、逆に骨折が増えます。

動脈硬化による虚血性心疾患も増えます。

乳がんや前立腺がんとの関係も指摘されています。

■大量のカルシウムを単独で摂るのでは無く、補助ミネラルであるマグネシウム、リン、ストロンチウムおよび、骨形成に関係するビタミンD3、K2、Aと同時に摂取することを推奨します。

■吸収が悪い炭酸カルシウムを避けて、他の種類のカルシウムサプリを推奨します。

大量では無く、カルシウム1日500-800mgまでの摂取として、同量のマグネシウムの摂取を推奨します。

その他に補給すべき補助ミネラルとして、リン、ストロンチウム、亜鉛、カリウム、銅、ボロンがありますが、ストロンチウムの摂取は1日6mg以下にする必要があります。

■ビタミンD3の2000-5000IUの摂取を推奨します。

骨形成のためにビタミンK(150-180mcg/day)、ビタミンAも推奨します。

■運動療法、食事療法を推奨します。

■タンパク質の摂取、コラーゲンの摂取を推奨します。

■十分な睡眠と日光浴を推奨します。