低FODMAP食の実践
低FODMAP食は下痢を治すための食事です。
まず最初に小麦製品(パン、麵)を減らす対策をします。
プロテインの食欲抑制効果を使わないと、単なる食事制限だけでは難しいと私は考えています。
(準備1)WPIホエイプロテインを摂る
小麦製品を減らすことは糖質制限と同じですが、リバウンド対策にホエイプロテインを摂ります。
ホエイプロテインには安価で乳糖の入っているWPC(ホエイプロテインコンセントレート)と精製された乳糖の入っていないWPI(ホエイプロテインアイソレート)があります。
FODMAP食で問題となる乳糖の入っていないWPIホエイプロテインを摂ります。
(準備2)肉、魚、卵、葉野菜、米を積極的に食べる
(実践1)小麦製品を減らす
グルテンフリーダイエットを同時に実践することになります。
(実践2)牛乳、ヨーグルトを減らす
乳糖は乳製品の液体に含まれてるので、牛乳とヨーグルトを減らします。
カゼインフリーダイエットをされる人は、さらにチーズを減らします。(バターはOK)
(実践3)にんにく、たまねぎ、りんご、豆類、きのこを減らす
ここからは食材を減らして行きますが、特に減らした方が良い食材はこの5つです。
最終的には食材の合う合わないは、その人の腸内フローラに依存するので、個人差があります。
実際に食材を試してみて、食材を取捨選択します。
低FODMAP食で、IBS症状(VAS)は、1〜2週間で3分の2ぐらいに軽減します。