緑内障

緑内障(glaucoma)は視神経が物理的圧迫などの障害によって、視野(見える範囲)が狭くなる病気のことです。

緑内障と呼ばれる理由は、突然眼圧が上昇したため角膜が少し腫れ、透明性は低下し白濁し始めている状態で、このときに第三者が外からこの眼を見たときに、白濁した角膜を通して真黒な眼底を見ることになるため眼は青緑色に見えるのだと考えられます。

眼圧が上がる典型例と眼圧が上がらない緑内障もあり、生活習慣病も関与していると言われています。

抗コリン作用を持つ薬と併用が問題になるのは、急性閉塞性緑内障だけです。

緑内障の約9割を占める開放隅角緑内障では、抗コリン作用を持つ薬との併用は問題ありません。

緑内障と関連のあるリスク要因は、眼圧以外には糖尿病高血圧などが指摘されています。

栄養面では、高タンパク食・糖質制限と、ビタミンA、B、C、Eおよびオメガ3脂肪酸がポイントになってきます。