検査をあまり勧めない理由

2020年9月30日

検査を前提として、栄養療法をされている医師も多いですが、私は強く検査を勧めることは余りありません。

最低限の血液検査を受けて頂ければ、基本的な栄養素についてのアドバイスが出来るので、お願いすることが多いですが、それ以上の検査は個人の選択に委ねています。

個人の経済的な事情もあると思いますので、どの位のレベルで栄養療法を受けたいのかという希望に沿って、受ける検査の種類が決まると考えています。

全く興味を持たれない方も居られます。

現代医療は、診断と検査と投薬に重点が置かれすぎており、医師が診断して投薬・施術という一方通行になっています。

最も大事なデータは、患者自身の「体調」であり、もっと心理学的な言葉を使うと、患者さん自身の「身体感覚」です。

体調が良くなる治療が正しくて、そうでない治療は間違いです。

最優先事項が体調で、診断、検査、薬などは二の次です。

理想的な治療とは、医師が上意下達で命令して服従するのではなく、医師は選択肢をいくつか提示して、患者さんが主体的に選択していくものです。

進学、就職、結婚などの大事な判断は頭で考えて決めるのでは無く、最終的には「身体感覚」で決めて行きます。

つまり「身体感覚」が最も正しい情報源と言うことです。

治療でもこの身体感覚が最も大切で、それを生かすためにも、医師が主導権を奪わないことが基本だと考えています。

これはブルースリーの有名な言葉です。

気功の先生と生化学の先生から、同じこのブルースリーの言葉を教えてもらいました。

心理学では、「頭で考えると間違える、感じろ」と言います。

生物学的に言うなら、「腸内細菌のメッセージを聞く」という意味です。

意識は脳に、心(無意識)は腸内細菌に宿ります。