多発性硬化症のためのパレオダイエット

2021年1月1日

Wahls先生のThe Wahls Protocol: A Radical New Way to Treat All Chronic Autoimmune Conditions Using Paleo Principlesを読みました。

YouTubeのTEDも有名です。

医師のWahls先生は45歳の時に多発性硬化症を発病して、最高の医療と最新の投薬治療を受けましたが、病状が進行して52歳で車いす生活となりました。

そこで、自ら機能性医学や栄養学を学び、難病から回復しました。内容を一部抜粋します。

「未来の医者は薬を用いないで、患者の治療において、人体の骨格構造(基本構造)、食事(栄養)、そして病気の原因と予防に注意を払うようになるだろう。」と発明王のトーマスエジソンは予言しましたが、この言葉は私の使命になりました。

多発性硬化症の原因は、ミトコンドリアや脳細胞の障害です。

機能性医学を勉強して、ビタミンやミネラルなどのサプリメントによって、このミトコンドリアと脳細胞の状態を改善できることがわかりました。

(多発性硬化症などの自己免疫疾患は、食事革命が始まった1800年以降に見られるようになった疾患で、それ以前には報告されていません。)

旧石器時代の祖先はサプリメントを摂っていませんが、一日中元気に走り回って狩りや採集を行っていました。

これは食物が最良の栄養の供給源であることを意味しています。

パレオダイエットは私に特定の食品を排除するように教えてくれましたが、私が今必要だとわかっている正確な栄養素を得る方法は教えてくれませんでした。一方で機能性医学は、ビタミンなどの必要な栄養素を決定するのに役立ちましたが、それらを取得する方法を教えてくれませんでした。

私が不要な食物を排除して必要な食物を食べれば、サプリメントの形で摂取していたのと同じ栄養素を得ることが出来て、それらの栄養素は合成サプリメントよりも効果的かもしれないと私は考えました。

ほとんどのアメリカ人が食べる現代食では、推奨されている栄養素を全く満たすことが出来ません。

私はこの食事療法を開発して、現代の狩猟採集民族になりました。

この食事をはじめて、私は3ヶ月目で杖を使って歩けるようになり、4ヶ月目には杖なしで歩けるようになりました。

私は炭鉱のカナリアです。

我々は現代食を食べて病気になるか、現代の狩猟採集民族となり健康を取り戻すかを選択することが出来ます。

病院や薬代にお金を払うか、食事にお金を掛けるかを選択することが出来ます。

自分のミトコンドリアのための食事をすることは、自分の為でもあり、自分の周囲の家族や友人のためでもあります。