現代人のためのパレオダイエット

O’Keefer Jrらが2004年に論文でまとめてくれています。Wahlsプロトコールの元となる論文です。

1万年前の農業革命の以前より人間の遺伝子はほとんど変化していませんが、現代人の食生活は全く変わってしまっています。そのミスマッチによって現代病が生まれて来ています。

パレオダイエットを現代の他の食事療法と比較しています。

パレオダイエットでは、高タンパク食、糖質制限はロカボ、ナッツや種を食べるので一価不飽和脂肪酸の摂取が多く、野菜と果物の摂取が多いので食物繊維が多く、塩や砂糖の摂取が少なくなってます。

一方で平均的な現代のアメリカの食事と原始人の食事を比較すると、2〜3倍の食物繊維、1.5〜2.0倍の多価不飽和および一価不飽和脂肪、4倍のω-3脂肪を含んでいましたが、飽和脂肪は60%〜70%少なくなっています。タンパク質の摂取量は2〜3倍、カリウムの摂取量は3〜4倍でした。ただし、ナトリウム摂取量は4〜5倍低くなります。

パレオダイエットによって、心血管性疾患の予防が可能であり、ビタミンとミネラルのサプリメントが不要になるというデータが出ています。