きび団子によるアルミニウムのデトックス

現在の日本ではアルミニウムの蓄積が厄介な問題のひとつで、オリゴスキャンで見ると、ほぼ全員に蓄積が見られます。

アルミニウムと拮抗関係にある必須ミネラルは6つで、ケイ素>リチウム>ホウ素>マンガン>ゲルマニウム>カルシウム、この順番で有意な拮抗関係にあります。

アルミニウムと最大の拮抗関係にあるのはケイ素です。必須ミネラルと有害ミネラルの拮抗関係の中で、最も相関係数が高くなっています。

サプリでケイ素を摂る方法もあります。サプリの推奨量は、1日約100mgになってます。

成人のケイ素消耗量は、1日10~40mgと言われています。

ケイ素は、人間を含む全ての生命体の皮膚・血管・骨・結合組織・毛髪・リンパ腺・杯・筋肉・爪・歯・気管支等などに存在しており、特にコラーゲンや骨にとって重要なミネラルです。

ケイ素は食物の中では精製されていない穀物に多く含まれています。(2015, Farook)

食事でケイ素を摂る良い方法は、雑穀の「きび」を常食する方法があります。もちきびとして販売されています。

白米や玄米1合に対して、大さじ1~3を加えて炊いて雑穀ごはんとして食べる方法があります。

きび団子(餅きび)も割と簡単に作ることも出来ます。白砂糖ではなく黒糖を使うことをお勧めします。

サトウキビもシリカを積極的に取り込み、精製糖と未精製の砂糖の黒糖もシリカを多く含みます。(2007, Jugdaohsingh)

シリカを含むと言われる一部の飲料水には、シリカの含量が少ないものがあることが指摘されています。(2022, 国民生活センター)

野菜の中では、ゴボウにシリカが多く含まれことが報告されています。(2020, 高橋)

Biosil®は、生物学的利用効率が高いサプリとしての報告があります。(2007, Jugdaohsingh)