リチウムによる銅のデトックス

リチウムも銅も必須ミネラルですが、銅が過剰になっている方が時々居られます。

オリゴスキャンで見る銅と拮抗関係にあるミネラルはリチウム>セレンです。

銅はドーパミン系の代謝に関係しており、メカニズムは説明出来ませんが、銅の過剰で統合失調症様の幻覚妄想が出現することが報告されています。

統合失調症における血清銅の上昇が指摘されています。

自閉症でも、血清亜鉛/銅比率の低下が指摘されています。

リチウムは医薬品でも処方出来ますが、食べ物ではイワシやジャコに多く含まれています。

必須ミネラルの過剰で、オリゴスキャンで問題になるのは、銅以外では亜鉛とヨウ素です。

亜鉛と拮抗関係にあるのは、リチウム>セレン>マグネシウム>ゲルマニウムの4つです。

ヨウ素と拮抗関係にあるのは、フッ素>コバルト>リンです。

亜鉛と銅は相関係数が0.92という強い相関関係がオリゴスキャンでは認められます。

オリゴスキャンで亜鉛が過剰な方もリチウムで改善できる可能性があります。