近視

2021年6月7日

まとめ:近視は予防できる可能性はあっても、治すことは基本的には出来ません。

唯一確立された近視の予防法は、屋外で1日2時間活動することです。

近年は日本では、近視が急増しています。

近視の増加は世界的傾向ですが、特に東アジアでは戦後急増しています。(2015年、Dorgin)

下図は日本は抜けていますが、学童期の近視の人の世界的分布図です。東アジアが特に多いこと、都市部ほど多いことが指摘されています。

■近視の原因

病気の原因としては、遺伝要因と環境要因がありますが、近視の遺伝要因は50%と言われていますが、近視の原因は解明されていません。

■近視とは眼軸長が伸びること

子供の成長と共に眼軸が伸びるために近視になります。成長した身長を戻すことが出来ないのと同じで、近視も治すことは基本的には出来ません。

■近視とビタミンD

近視に関係する環境要因の中で、唯一重要なものは屋外活動と言われています。この屋外活動が意味するところは、太陽光線なのか、運動なのか、ビタミンDなのか結論は出ていません。

他の環境要因としては、「おやつをよく食べる」、「テレビをよく見る」、「虫歯が多い」が上げられます。

近視の人は、血中のビタミンD濃度が低いことが報告されています。(2011年、Muttiら2014年、Yazarら2016年、Tidemanら

これまでに、近視の人にサプリメントでビタミンDを投与して予防効果を検証した報告はありません。