ワクチンで副作用が出る理由

2021年9月26日

新型コロナウイルス感染症のためにワクチン接種が積極的に進められていますが、摂取後の副作用や死亡例が国内外で報告されています。

2021年8月28日時点で、EU諸国では、2,189,537人が強い障害を受け、ほぼ半数は重篤な状態で、さらに23,252人が亡くなられています。2021年9月3日の時点で、アメリカでは、675,593人が強い障害を受け、やはり半数が重篤な状態で、さらに14,506人が亡くなられています。日本では2021年9月10日時点で、23456名の副反応が報告され、重篤な副作用が4210名報告されており、1155名が亡くなられています。

現在の使われている遺伝子ワクチンは、体内で新型コロナウイルスの一部であるスパイクタンパク質を作ります。

体内で作られたスパイクタンパク質を異物として認識して、それに対して免疫応答が起こり、免疫を獲得すると言われています。

その遺伝子ワクチンによって作られたスパイクタンパク質そのものに問題があるという論文が出ています。井上正康先生に教えて頂きました。

新型コロナウイルス感染症は、ヒトの腸上皮細胞や血管内皮細胞などに存在するACE(アンギオテンシン変換酵素)2へスパイクタンパク質が結合して、体内で増殖することによって感染が起こります。

ワクチンを接種すると筋肉内でスパイクタンパク質が作られますが、これが血管内に入るとACE2受容体の多い心臓の血管内皮細胞などでまず最初に問題が起こります。

ACE2タンパク質の発現は、腸細胞、腎尿細管、胆嚢、心筋細胞、男性生殖細胞、胎盤栄養膜、管細胞、眼および血管系に多く見られます。

呼吸器系でのACE2の発現は低く、新型コロナで急激に呼吸状態が悪くなる理由は、肺炎ではなく肺塞栓症です。

スパイクタンパク質がACE2受容体に結合することによって、ACE2がダウンレギュレーションを起こします。これは、その部位でのACE2タンパク質のレベルが下がるという意味です。ACE2はミトコンドリア機能を維持して、心血管系を保護する役割を持っています。ACE2のダウンレギュレーションによって、このミトコンドリア機能および心血管系への保護効果が低下した結果、血管内皮細胞の抗血栓作用などが低下して、血栓が作られます。心筋や心膜もACE2の発現が多い場所ですが、同様にスパイクタンパク質が結合して、そこでのACE2がダウンレギュレーションを起こし、ミトコンドリア機能の低下および心血管系への保護効果を失って、組織がダメージを受けて心筋炎や心膜炎を起こします。

血管内皮細胞は一酸化窒素(NO)やエンドセリンなど数多くの血管作動性物質(血管に働きかける因子)を放出しており、血管壁の収縮・弛緩(血管の硬さ・やわらかさ)をはじめとして、血管壁への炎症細胞の接着、血管透過性、凝固・線溶系の調節などを行っています。

ワクチンによって作られたスパイクタンパク質は、抗体を作るだけでなく、ミトコンドリア依存性に血管内皮細胞を傷害して、血管内皮細胞の抗血栓作用などを低下させて血栓症を起こし、心筋や心膜でも同様に組織を損傷させて、心筋炎や心膜炎などの副作用を起こすことをこの論文は示唆しています。

ワクチンの問題を示す臨床データと基礎データの両方が揃って来つつあります。