高タンパク・高線維食のレシピ
当院では一般的には、高タンパク・高線維食をお勧めしていますが、プロテインやボーンブロスが難しい、煩わしい方のためにレシピの記事を書きます。
1.タンパク質が入った具だくさんの味噌汁
食事をパンやお粥だけで済ませる方もいらっしゃるようですが、そればかりでは身体は弱って行きます。必ずタンパク質と野菜を毎食摂るようにします。
豚汁、貝汁、卵入り味噌汁、魚の味噌汁、豆腐入り味噌汁などがお勧めです。
シチューやスープも、タンパク質と野菜を多目に入れて食べることをお勧めします。
2.動物性タンパク質+野菜を出来るだけ毎食で食べるようにします
納豆や豆腐などの植物性タンパク質を摂ることも大切ですが、動物性タンパク質の方が栄養面からは有利です。
主食(ご飯、パン、麺)を中心に食事を摂るのではなく、おかずを中心に食事を摂り主食は減らします。
3.グルテンフリー・カゼインフリー・シュガーフリー
可能なら小麦製品、乳製品(バターは可)、砂糖入りのお菓子やジュースを減らしていき、出来れば中止します。
4.いもと果物を摂って、ご飯も減らします
イモ類はレクチンの問題で、ジャガイモよりもサツマイモをお勧めします。
もともと人間の主食は果物でした。酸化ストレスを起こしやすい果糖は、小腸フルクトース代謝で大量でなければ優先的に処理されます。
1日2、3個までの果物であれば問題ありませんし、食物繊維や植物性化学物質の摂取のために積極的に摂ることをお勧めします。
ご飯を食べるなら、血糖値スパイクを防ぐためデザートのように最後に食べます。プロテインファーストカーボラストが原則です。