柿が赤くなれば医者が青くなる

ファイトケミカルは植物に含まれる色素、味、香り、ねばりなどに関係する物質です。

表題は、ファイトケミカルを含む色の付いた植物を摂取すると、病気が治るという話です。

植物は紫外線を浴び続け、光合成によってエネルギーを作り出します。その際に大量の活性酸素が発生します。

がんなどの原因と言われる活性酸素が大量に発生していても、植物や草食動物が癌になることはほとんどありません。

この理由が、活性酸素を除去する第七の栄養素と言われるファイトケミカルです。

野菜消費量とがん患者数は逆相関していますが、この図はファイトケミカルだけでなく、食物繊維の摂取量の低下や精製糖質過食の影響もあると考えています。

にんじんに含まれるポリアセチレンが老化の予防(2023, Thomas)と関連し、腫瘍マーカー(2019, Warner)と関連していることが報告されています。

ファイトケミカルを摂取する方法として、本が沢山出版されています。

がんの芽をつむにんじんジュース健康法 星野仁彦先生

最強の野菜スープ 前田浩先生