マグネシウムを飽和させる

2019年10月22日

マグネシウムは生体内で300種類以上の代謝に関わる必須ミネラルです。

TCA回路やメチレーション回路にも頻繁に使われます。

有害金属のアルミニウムの排泄にも重要です。

マグネシウムはインクレチンの分泌を助けて、グルカゴンの分泌を抑制して、糖尿病の改善にも効果があることが知られています。

糖質制限・高タンパク食を実施すると、マグネシウムが不足して足がけいれんしたり、肌が乾燥することがよくあります。

“keto flu”対策にも、カルシウムパラドックス対策にも、アルカリミネラルのマグネシウムを十分に摂取していることが有効です。

その他には、高血圧、偏頭痛、慢性疲労、慢性疼痛などへの有効性が報告されています。

基本的に、過剰症の心配のないミネラルです。過剰になると尿から排泄されます。副作用があったとしても、軟便や下痢になる程度です。

つまり、摂りすぎてもまず問題ありません。

血清マグネシウム(基準値1.8~2.6mg/dL)で、過剰か欠乏かは判断可能です。

過剰になるケースは腎機能障害の場合ですから、腎機能だけチェックして、血清マグネシウム値を上限近くまで上げても、問題ありません。

食品としては、海藻、わかめ、魚、貝などの海の幸に多く含まれています。

口からよりも、経皮吸収で体内に取り入れる方が吸収できます。

経口摂取すると、炭水化物に含まれるフィチン酸やシュウ酸と強結合して、便に排泄されて吸収が不十分になる場合があります。

簡単な摂取法を以前に記事に書きましたが、もう一度記事にします。

1.マグネシウムスプレーの作り方

①百円均一の化粧品コーナーで、口紅サイズの小型スプレーを購入します。

②マグネシウム含量の多いにがり系の塩(ぬちまーす、雪塩など)を購入します。

③水と塩をおおよそ一対一の割合で、小型スプレーに入れます。

(例えば、水5gに対して塩5gで一対一ですが、水7gと塩3g、水3gと塩7gでも問題ありません)

④湿疹の出来ていない肌にスプレーして、その後、手で塗り込みます。

⑤出来れば毎日これを行います。

2.エプソムソルト(アマゾンや楽天で購入できる入浴剤として使う塩)

入浴時にエプソムソルトを附属のカップ一杯入れて、入浴します。

ぬちまーすなどは塩化マグネシウム(経口可)、エプソムソルトは硫酸マグネシウム(経口不可)です。スプレーを作る場合は、エプソムソルトでも問題ありません。