プロテインに飽きた人はボーンブロス
ボーンブロスとは骨スープのことです。骨だけでなく、皮膚、血管、腸管などの身体の多くの部分はコラーゲンで作られており、身体を構成するタンパク質の30%を占めると言われています。
低タンパク食の影響を受けるコラーゲン不足を直接的に補うのがボーンブロスです。
最近ではボーンブロスプロテイン、コラーゲンプロテインという商品も出てきており、手軽に利用出来るようになっています。
アミノ酸プロファイルを卵と比較してみると、かなり異なっていますが、原始時代はボーンブロスでタンパク質を摂っていたことや、実際にボーンブロスで体調を改善する人が続出しており、先進国ではブームになりつつあります。
Deep Nutritionでも、骨付き肉を推薦し、コラーゲンの重要性を指摘しています。
普通に作ることが出来れば、非常に美味しいので、プロテインが苦手な人には良いのではないでしょうか?
作り方の基本
1.手羽中15本
2.玉ねぎ1個(200g)
3.人参1本(150g)
4.水3L
5.アップルビネガー 大さじ2杯
6.強火で大鍋で煮込み、沸騰してアクを取ったら、蓋をして弱火で2時間
原始人が作っていたのですから、適当に作ってもなんとか出来るはずです。
ネット上にも沢山情報が出ていますので、色々な方法を試されたら良いと思います。
ボーンブロスの名著のBrodoによると、調理時間は最短で1.5時間(手羽先を包丁で細かく切って煮込む)で出来上がり、鶏であれば最大で6時間煮込めば十分であり、牛などの大きな骨を使った場合でさえ、最大で18時間煮込めば十分であると書いてあります。
ボーンブロスは、野菜スープでもあるのでファイトケミカルの摂取も出来ます。
骨付き肉を食べた後の骨やくず野菜を使って安価に作ることも可能です。