腸と心の症候群(GAPS, gut and psychology syndrome)

現代病と言われる発達障害(自閉症、注意欠陥多動性障害、学習障害)、アレルギー、湿疹、喘息などは、重複して発症することがほとんどで、しかも消化器の問題が共通して存在しています。

これをマクブライト博士が、腸と心の症候群(GAPS, gut and psychology syndrome)と名付け、GAPS食事療法を提唱しています。

これらの現代病の根本原因として、身体の免疫機能、解毒機能の中心を担う腸内フローラの乱れ(ディスバイオーシス)を想定しています。

GAPS食事療法は、かなり厳しい内容です。

ステップを踏みながら半年から2年は実践して、最終的には部分的に制限をゆるめることも可能です。

GAPS食事療法のまとめ

<食べても良い食材>

・肉、魚、卵

・葉野菜やデンプンの少ない野菜

・果物

・ハチミツ

・水、ボーンブロス、フレッシュジュース

・ナッツと種類

・塩

・バター

<制限する食材>

・すべての穀物(小麦だけでなく、大麦、米、そばなども)

・イモ類、豆類(デンプン質が多いため)

・バター以外の乳製品すべて

・砂糖と砂糖を含む食材すべて

・加工食品、添加物が含まれる食品すべて