砂糖と牛乳の問題

2021年4月3日

Tom O’BryanのThe Autoimmune Fixから内容を一部抜粋します。

■砂糖の問題

砂糖はさとうきびとてんさい糖から作られます。これらには依存性はありませんが、精製された砂糖に依存性があるのは、高濃度だからです。

砂糖依存症は、砂糖がもっと欲しくなるのが症状です。

砂糖はヘロインと製造工程がよく似ており、依存性が指摘されています。

精製砂糖は最も炎症を起こす食べ物のひとつです。

砂糖を摂ると免疫系が抑制されるので、風邪が治りにくくなります。

砂糖の過剰摂取で糖尿病が発病することが知られています。1型糖尿病が自己免疫疾患であると言われていますが、2型糖尿病におけるインスリン抵抗性にも自己免疫が関与しています。

2005年にアルツハイマー病が3型糖尿病であると発表されましたが、これは脳におけるインスリン抵抗性が認知症を起こします。

人工甘味料は以前は血糖値を上げないと言われてきましたが、腸内細菌に影響して肥満や糖尿病をもたらすことが報告されています。

GI値はその食物の血糖値の上がりやすさを示す指標ですが、ひとつの食物だけ食べることに制限されています。

実際の食事では沢山の種類の食物を同時に食べますから、総摂取糖質量が問題になります。

糖質選択も大事ですが、合計量としての糖質制限がより大事です。

糖尿病の予備軍を調べるため(インスリン抵抗性)の検査としてHOMA-Rがあります。

(HOMA-R=空腹時血糖値×空腹時インスリン濃度÷405、正常は2以下)

■牛乳の問題

市販されている牛乳は賞味期限を延ばすために低温滅菌とホモジナイゼーションの処理がなされています。

低温滅菌処理により、牛乳に含まれる酵素やビタミンなどは破壊されます。

ホモジナイゼーション(均質化)によって牛乳の成分はより小さくなり、人体に入りやすくなります。

アメリカでは、乳牛にrBGHと呼ばれる成長ホルモンが打たれています。これは、乳がんなどのリスクと関係するためカナダやヨーロッパ(日本も)では禁止されています。

牛乳に含まれる乳糖は、腸絨毛から分泌されるラクターゼによって分解されます。

グルテン過敏症などで、腸絨毛に問題があれば乳糖不耐症となります。

乳製品は自己免疫スペクトラム(特にニキビ、橋本病、SLE、糖尿病)と密接に関連しています。

グルテンフリーダイエットを行っていても牛乳を飲み続けているとグルテンに対する抗体を作ります。

(これを交差反応性と言います)

牛乳に含まれるカゼインは、グルテンとよく似た分解しにくいタンパク質だからです。