線維筋痛症の栄養療法
まとめ:高タンパク、高線維食、糖質選択、高線維食、グルテンフリー・カゼインフリー、マグネシウム、ビタミンDの摂取が重要です。
1.身体の本来の「鎮痛システムの再起動」のために高タンパク食、糖質制限を行います。
2.腸内フローラの改善のために、グルテンフリー・カゼインフリーと高線維食を行います。
線維筋痛症は自己免疫疾患であることが指摘されています。(2021年、Lavin)
激しい精神症状は、腸内フローラの問題が大きいことを示唆しています。
3.ミネラルバランスの補正のために、リンが過剰に含まれる乳製品を中止します。バターは摂取可能です。マグネシウムを十分に摂取します。
オリゴスキャンで見ると問題となるリンと逆相関の関係にあるミネラルは、リチウム>ゲルマニウム>カルシウム>マグネシウムです。
線維筋痛症に対するリチウムの治療の有効性が以前より報告されています。(1990年、Tyber)
(体内石灰化の原因、医者が教えない線維筋痛症について、線維筋痛症とマグネシウム)
4.腸カンジダ症の治療を行います。可能なら遅延型アレルギー検査、尿有機酸検査を行います。
5.その他に血液検査やオリゴスキャンなどの結果に応じて、必要なサプリを摂取します。(ビタミンD、ビタミンC、ビタミンE、ナイアシンアミド、ビタミンBなど)