アトピーやキレやすい子供には和食が良い理由

子どものアトピーは、「和食」で良くなる「お母さんの和食」がキレない子をつくるキレない子に育てる食事メニュー―わが子の心と体を守る賢い知恵と工夫失われし食と日本人の尊厳などの本では、健康になるために西洋食をやめて和食を食べるように勧めています。

西洋食の問題は、グルテン・カゼインの問題だけでなく、ここでは油と脂肪酸の問題を指摘したいと思います。

油の記事も沢山書いてきており、植物油の問題で、安全性の高い油は、バター、ラード(豚脂)、ヘット(牛脂)、生クリーム(牛乳由来)で、積極的に摂りたい油は、魚油、しそ油、アマニ油、えごま油ですと書きました。

油の話は、植物油の問題だけではなくて、オメガ3とオメガ6の話に繋がります。

オメガ6/オメガ3比は、理想的と言われる石器時代に対して、現代は50倍になっています。

血液検査で、脂肪酸四分画を調べてみる(要採血、保険適応外で3670円)と、オメガ6/オメガ3比を最適化するためには植物油を除去するだけでは不十分であり、オメガ6を増やしてしまう肉や卵などの畜産系ではなく、魚を出来るだけ食べることが必要です。

植物油を除去しても、オメガ6/オメガ3比が改善しない人は、畜産系タンパク質を減らして魚を増やす方法があります。

お金に余裕がある人は、穀物ではなく牧草で育った牧草牛などで畜産系タンパク質を摂る方法があります。高価ですが、オメガ3が豊富な卵も販売されています。