ルテカルピン

まとめ:ルテカルピンは新型コロナの予防効果、オートファジーの活性化作用があります。

漢方薬として使われるルテカルピン(Rutaecarpine)は、抗炎症、抗酸化、血管拡張などの広範な薬理学的効果を持ち(2019, Tian)、再発性アフタ性口内炎に対する有効性が期待されています。(2022, Tang)

ルテカルビンも、AMPKを活性化するメトフォルミンの同様の生理作用を持ち(2016, Nie)、オートファジーを誘導して抗がん作用を発揮します。(2022, Xiong)

ルテカルビンは、新型コロナウイルスに対して、自然免疫をトレーニングすることで感染予防することが指摘されています。(2022, John)

ルテカルビンは漢方薬の生薬の呉茱萸(ゴシュユ)に含まれ、呉茱萸湯(ごしゅゆとう)として処方可能です。一般的なサプリとしては、販売されていません。

呉茱萸湯は、冷え症の人の繰り返す片頭痛に有効と言われています。